先日、約一ヶ月ぶりとなる登山に行ってきました〜。登ってきた山は三つ峠(みつとうげ)です。
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『三つ峠山』とは。三つ峠山までのアクセス
三つ峠山は山梨県にある標高1,785mの山です。新宿から三つ峠駅まで約2時間。JR中央線、JR中央本線、富士急行線を乗り換えて行けます。頂上からも富士山を楽しむことができますが、頂上までの登山道からの富士山もすごくいいです。都会からのアクセスもいいので日帰りで山登りをしたい人にオススメです〜
山を題材にしたアニメ『ヤマノススメ 』の聖地でもあります。実は登山を始めたのもこのアニメを見たのがきっかけです。アニメで放送された山に登ることが僕の目標の一つでもあったので、達成できて嬉しかったです。今回の記事ではアニメで放送された画像と実際の山の写真も載せて見ました。よかったら比較してみてください〜。
今回登ったコース。道の状態は?登った時期は?頂上までの所要時間は?
今回登ったルートは三つ峠駅から頂上を目指すルートです。三つ峠駅から山頂上までの所要時間は約3時間半。
登山ルートを参考にしたサイトはこちら→『開運の山 三つ峠山』
河口湖方面から登るルートもありますが、今回はアニメ『ヤマノススメ』で放送されたルートを登りたかったので、三つ峠駅からスタート。気分はキャラクター達と一緒に登山をしてるつもりで、楽しんできました!
さて、三つ峠駅からの登山ルートの所要時間は下記の通り。
- 三つ峠駅 9:10
- 登山口 10:13
- 股のぞき 10:40
- 愛染明王塔 11:13
- 神鈴権現社 12:00
- 頂上 12:40着
登山道に関してですが、今まで丹沢山系など神奈川県内の低山(標高1000~1800m)は登ってきましたが、三つ峠は今までで一番本格的な登山に感じました。恐怖を感じる登山道もありました・・・。結構、ビビりながら進んだ道も一部あります。

ビクビクしながら進んだ道。怖かった・・・
三つ峠駅から登山口までが舗装されたコンクリートの道を進んでいきます。登山口まで1時間くらいかかるので、長く感じました。「登山口まだかよ・・・」って思いながら歩きました(笑)
登山口からの道はゴツゴツした岩道もありますし、体力を使う坂もあります。何より頂上までいくのに3時間以上はかかるので、暗くなる前に下山できるように余裕を持ったスケジュールで登ることをオススメします。
靴や衣類などの装備も山登りにふさわしいものを身につけてくださいね。
靴は登山用のトレッキングシューズ、杖はトレッキングポールを持って行きました。久しぶりの登山で体力的に辛かったですが、トレッキングポールのおかげでだいぶ楽でした。
トレッキングポールの良さを初めて実感したかもしれません。体の負荷が減ってかなり動きやすかった。トレッキングポール様様や。
登った時期は2月で、本来の時期であれば寒いのでしょうが、この日はとても暖ったです。冬の三つ峠山を登ることを考えてる人には、今回の記事で載せている山道の写真もあまり参考にはならないかもしれません。冬の三つ峠山は滝が凍るくらいの寒さです。この時期は雪が積もってる場合もあります。天気予報やネットでしっかりと情報を集めてください。アイゼンなどの冬用の靴装備が必要になるかもです。

凍っている滝。
安全確認、準備をして登山を楽しみましょ〜
三つ峠山、登山レポート!
それでは早速、今回登った道を紹介して行きたいと思います〜。これから三つ峠山を登ろうと考えている方はぜひ参考にしてくださいね〜
三つ峠駅
地元の駅から出発して3時間ほどかけて、三つ峠駅を目指します。移動で3時間は中々大変でした。

富士急行線の電車窓からの景色。富士山が見えます。
この日は平日で人も少なかったです。富士山方面を目指す方なのか観光と見られる外国のかたもいました。

三つ峠駅

三つ峠駅ホーム。達磨石(だるまいし)
三つ峠駅に着くとヤマノススメパネルのお出迎え。結構大きなパネルが置いてあってびっくり。テンション上がる〜

三つ峠駅。

ヤマノススメ パネル
ヤマノススメのパネルがあることは知っていましたが、ここまで堂々と置かれているとは・・・ヤマノススメおそるべし。それにしても癒されるわ〜
ちなみに僕の一番好きなキャラはグレーの髪に緑の上着を着てる雪村あおいちゃん。かわえ〜
三つ峠駅〜登山道
三つ峠駅から登山道を目指します。登山道までが結構長いですよね〜。
普通の道をずっと進んでいきます。のんびり写真を取りながら歩きましたが、約1時間ほどかかりました。

普通の道を進んでいきます。アニメであおい達が歩いた道

この通りも綺麗に富士山が見えます

富士山

(c) しろ/アース・スター エンタ―テイメント/ヤマノススメ製作委員会
アニメではひなた達があおいの富士山サプライズのために隠していましたが、丸見えですね(笑)。頑張って富士山を隠すここなちゃん。可愛い

道をまっすぐ進んでいきます。三つ峠山も見えてきました。

登山道までもう少しか・・・?

と、思ったらまだまだ先は長い。舗装された道なので足が辛い。

三つ峠をイメージしたトイレ。アニメ本編でも出てきたところですね

川沿いを歩きます。時期がよければ綺麗な花が見えるんだろうなぁ

まだまだ舗装道は続く・・・

ようやく登山道入口に到着

三つ峠登山道

『山はゴミ箱ではありませ〜ん』アニメ本編でもありましたね

登山道入口
約1時間ほどで登山道に着きました。長い道のりだった・・・。下はアニメの画像。季節が違うとここまで景色が違うんですかね。緑が多くていいな

(c) しろ/アース・スター エンタ―テイメント/ヤマノススメ製作委員会
登山口〜股のぞき
登山道までの道で思いの外体力を使いましたが、ここからは登山道。気合い入れて登っていきます。

達磨石

ようやく登山道らしい道に

登山道序盤はベンチ多いです

『股のぞき』

股のぞきから見た景色

いい天気で富士山も綺麗に見えます。
股のぞき〜神鈴権現社
5分ほど休んだ後、登り再開。1月末に行ったアメリカ旅行で太ったからか、歩くのがめっちゃしんどかった。5キロ太ったらそりゃ登るのもキツイわな・・・

馬返し。馬も引き返しちゃような場所が続くという意味なのでしょうか

すごいところに木が生えてます。なんとなくエリンギとかきのこ類を連想してしまいました。

愛染明王塔

富士山の見ならず町も一望できます。

険しい道が続きます

八十八体供養塔

八十八体供養塔。赤い前掛けをみなつけています。

八十八体供養塔
ここからさらに進むと、アニメで描かれていた怖いポイントが。シーンとしてはあおいがみんなに励まされて、歩いたところだと思います。
写真だとわかりづらいですが、ここめちゃくちゃ怖かったです。一歩間違えれば奈落の底って感じでした。あおいちゃんが怖がるのも理解できました・・・

恐怖ポイント

(c) しろ/アース・スター エンタ―テイメント/ヤマノススメ製作委員会

(c) しろ/アース・スター エンタ―テイメント/ヤマノススメ製作委員会

柵倒れてます。落石で倒れてしまったのでしょうか・・・怖すぎでしょ

上から岩が転がってくるようです。雨の日は水が流れてすごいんだろうな

一歩ずつ慎重に歩いていきます。マジで怖い

ヒエ・・・

怖いですが、景色は抜群です。

アニメの場面とそっくり

(c) しろ/アース・スター エンタ―テイメント/ヤマノススメ製作委員会

どうなってんだろこれ・・・

凍ってしまった滝でしょうか

この日は暖かかったですが、普段は滝も凍ってしまうような温度なのでしょうね

昔は山荘だったのでしょうか。

写真では伝わらないと思いますが、迫力ある岩壁でした

神鈴権現社
ビビりながらも歩いていきました。神奈川県の低山は色々登りましたが、このルートは山登りしてきて一番恐怖を感じました。
神鈴権現社〜頂上
恐怖は続くよどこまでも。
ここから先は岩壁沿いを歩いていくのですが、この日はとても暖かかったため岩壁にくっついていた氷がよく落ちてきました。
そこまで大きなものはありせんでしたが、怖かった。氷が落ちてくる音がするたびにビクビク。怖すぎる・・・

大迫力の岩壁

この岩壁沿いの道を歩いていきます
ちなみにここの岩壁ロッククライミングができるようです。

ここを登っていくんでしょうか。尊敬するわ・・・

この道を進んでいきます

つらら

岩壁岩壁。迫力ありすぎでした

山荘への道を進みます

山荘到着

ジープが何台かありました。

普段は雪が積もってるのか地面はぬかるんでます

遠くに南アルプスが見えます。

頂上までもう少し。

この階段を登れば頂上
三つ峠山頂上
頂上到着。約3時間半かけて登りきりました。かつてないほどビビりながらの登山でしたが、無事登ることができました。頂上で絶景を眺めながら食事をしてまったり。ダウンコートも持ってきていましたが、この日は全く必要なし。頂上でお昼寝したいくらいの良い天気でした。

三つ峠頂上からの富士山

南アルプスまで見渡せます。

ヤマノススメ であおい達が座ってお昼を食べていたところですね。

(c) しろ/アース・スター エンタ―テイメント/ヤマノススメ製作委員会

丹沢方面お景色

ちょっと暗いですが、『三ツ峠』と書いてあります

最高の日に来れました

丹沢山方面。段々と雲が近づいてきています。

富士山

電波塔
頂上では40分ほどのんびり景色を見ました。もうちょっと景色を満喫したかったのですが、丹沢山からの雲が気になったので下山しました。三つ峠駅についたたくらいで雨が降ってきたので、早めに行動してよかったです。
3月も仕事前の長期間の休みなのでどこか山に登りたいと思います。

(c) しろ/アース・スター エンタ―テイメント/ヤマノススメ製作委員会